株式会社ジモティーに入社した
約5年間エンジニアとしてカスタマーサービス・パッケージプロダクトの開発を担当していたシステム会社を昨年末に退職して、 3月から株式会社ジモティーという、クラシファイドサイトを運営している会社に入社しました。
転職した理由
はてなブックマークが大好きで毎日色々なエントリを読み続けた結果、Rubyへの興味と意識が高まりすぎて『一度きりの人生だし、やりたい事やって過ごしたいよね』という気持ちが抑えきれず転職を決意しました。
この動画も50回位は見ました。とても良い動画です。
転職理由について要約すると、もっとコードが書きたかった。Rubyでご飯が食べれるようになりたかった。
しばらく働いての感想
コードレビューが義務化されていて良い
ジモティーでは、本番にデプロイする前にGitLabによるコードレビューが必ず入ります。
GitLabとは、GitHubのようなサービスを社内等のクローズドな環境に構築できるオープンソースのプロダクトです。
コードレビューがあると嬉しい事の一つは知識の共有化というか、「Aという機能を実装する為にどういう修正を加えたか?」という事を実装者とレビュアーが知っている点だと思っています。
大規模なシステムになると、小さな変更でも既存の処理に影響を与えてしまう事はあって、一人で修正して「これで良いんだっけ?」と不安になりながらリリース後問題発生みたいな事があるので、コードレビューがある事で心理的不安は結構解消されるなぁと思っています。
ユーザーに価値をダイレクトに届けられるのが良い
コンシューマ向けサービスの開発は初なのですが、これは中々にエキサイティングだと感じています。
私達が「この機能はユーザーさんの為になるだろう」と考えた機能が全然使われなかったり、逆に思いつきで30分程度で実装した処理が数値の改善にすごい貢献したりと中々思い通りに行かないながらも刺激的な毎日です。
最後に
他にも、『毎日コーディングについて議論できるのが楽しい』とか『Macで開発できて嬉しい』とか『AWSバリバリ触れて嬉しい』とか『数字を意識するクセが付いた』とか『会社のある恵比寿は飯が美味くて3キロ太った』とか色々ありますが一旦この辺で。
また、転職時にエージェントを利用したのですがその話は別エントリにて書きたいと思います。
毎日勉強の日々ですが、これからも頑張ります。
schoo(スクー)で授業を受けてみた
はじめに
schoo(スクー)WEB-campusというWebサービスをご存知でしょうか。
簡単に説明すると、Web上で授業を受けれるサービスです。
Web上で授業を受けれるというと下記のようなサービスが有名ですね。
3分動画でマスターする初心者向けプログラミング学習サイト - ドットインストール
Apple - iTunes U - いつでも、どこでも、なんでも学ぼう
これらのサービスと大きく異なるのは、生放送の授業を受講できるという点だと思います。
昨日(2013/01/27)このサービスを利用して授業を受講したのでその感想を書きたいと思います。
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誰の何ていう授業を受けたの?
講師は株式会社ソニックガーデンのCEO、倉貫 義人さんで、講義の内容は”新人エンジニアが知っておきたいアジャイル開発”です。
以前から倉貫さんのブログをしょっちゅう読んでいて「そうだよねー」という共感や「なるほどそういう考え方もあるのか!」という気づきをもらったりしていたので気になる存在でした。
また、プログラマを一生の職業にするために現在転職活動中の身としては気になる会社の経営者がどんなお話をするのか興味があり(新人エンジニアではありませんが)受講することにしました。
内容について
大体こんな感じのテーマについての講義でした。
詳細については、先ほど記載した講義名のリンク先に資料があるので参照してください。
感想(良かったと感じた点、改善したほうが良いと感じた点)
新人エンジニア向けということで、「そもそも、何で今アジャイルなの?」という所から分かりやすく説明されていたように感じました。
講義中に「なるほど!」というコメントが多く投稿されていたのが印象的でした。
私は倉貫さんのブログを拝見していたので今回の講義内容と重複する内容が多かったのですが、実際に声を聞きながら説明を受けた事で倉貫さんの想いがこちらにもより伝わって来て良かったと感じました。
このサービスを初めて利用したのですが、感じた点を下記に記載します。
(初めて利用したので、間違っている点があるかもしれません。その時はMessage Leafなりコメントなりでご指摘頂けたら幸いです)
良かったと感じた点
- 生放送の講義だったので、講師と受講者がリアルタイムで質問のやりとりを出来る
- 講義のページが動的に変化して見ていて楽しい
改善したほうが良いと感じた点
- 時間内に回答できなかった質問に対してのフォローをする場が欲しい
- アンケート機能が講義画面にあると尚良い
まず良かった点から。
講義を受ける前までは、「ドットインストールとかと大差ないんじゃないの?」と思っていたのですがリアルタイムで意見のやりとりが出来るのは思ったよりも良かったです。
どちらかというと、ニコ生やUstreamのリアルタイム配信みたいな感じでした。
倉貫さんも我々受講者に頻繁にアンケート形式の質問を投げかけてくれたので、それも実際に講義を受けている雰囲気を感じられて楽しかったです。
それと、受講者の誰かが質問を投稿した際に「自分もその質問について聞きたい」と思った時にそれ用のボタンがありそれを押下すると、数字がアニメーションしながら動的に加算されていくエフェクトが個人的には興味を引くエフェクトになっており良かったと感じました。
次に改善したほうが良いと感じた点についてです。
講義の時間が限られており(今回は1時間)、その間に回答しきれなかった質問に対してフォローをする場があると良いと思いました。
何個か倉貫さんの意見を聞いてみたいものがあったので。
また、これは講義の内容には関係ないのですが講義中のアンケートをニコ生のように画面クリックすることで投票できるシステムがあると更に良くなると感じました。
Ustreamを使用しているようなので、難しいのかもしれませんがニコ生に慣れている身としてはアンケートの回答をチャット欄から投稿するのは少し使いづらいように感じました。
まとめ
最初は「倉貫さんのお話が聞ける」という点以外はあまり期待していなかったのですが講師と受講者、双方向のコミュニケーションを取るために考慮されたシステムで使ってみて楽しかったので良い経験が出来ました。
次回も気になる講義があれば積極的に参加してみたいと思います。
【ALMinium】Amazon EC2のインスタンス上にALMiniumを構築してみる
自宅プロジェクト管理用にRedmineが欲しいなぁと思っていたのですが、どうせならGitやJenkinsも使いたいけど別々に入れるのは面倒だなぁと思いモヤモヤしていました。
少し調べたら今はALMiniumという便利なものがあるのを知ってこれを構築してみることにしました。
この前AWSのアカウントを作成したので、Amazon EC2上のインスタンスに構築してみる事にします。
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下記の記事を参考にセットアップを進めていきます。
というか、この通りに進めたら無事起動しました。
最初セットアップしている時にハマったのは、Rubyのバージョンを2にしなかった所ですね。そこに気をつければ特に問題なくセットアップ出来るかと思います。
Amazon EC2にAlminiumをインストールする - dosandbox
無事、RedmineとJenkinsにアクセスする事が出来ました。
今回セットアップしたサーバOSは下記AMIを使用しました。
Amazon Linux AMI 2013.09.2 - ami-0d13700c (64-bit)
普段、CentOSの方が使い慣れているのでCentOSにもセットアップしようと思ったらドハマりしました。
使用したAMIは下記のものです。
CentOS 6.4 (x86_64) - Release Media on AWS Marketplace
セットアップ自体は特に問題なく完了したのですが、サーバのIPアドレスをブラウザで入力するとALMiniumのトップ画面(上記画像)が出るはずがCentOS版Apache(Apache 2 Test Page powered by CentOSってやつ)が表示されました。
試行錯誤してみて分かったのは
・Redmineのみをインストール →ALMiniumのトップ画面が表示される ・RedmineとJenkinsをインストール →powered by CentOSが表示される。Jenkinsは問題なくアクセス可能
という事です。
その後、設定ファイルの差分やら調べたのですが解決には至らず結局Amazon Linux上で運用する事にしました。
しかし、Redmine+Git+Jenkinsが簡単にインストール出来るなんて便利な世の中になりましたね。
関係者の方々、どうもありがとうございます。
技術ブログ始めます
はじめまして、tamadonと申します。 現在、パッケージソフトウェア開発会社でWeb系開発(ActionScript3、Java)を行っております。
また、個人的にRubyに興味があり独学で勉強中です。
このブログでは、開発していてハマった点やHowToなどを掲載して、 開発者の皆様のお役に少しでも立てればと思っています。
ブログを書くのは自分のためと小飼 弾さんも仰っていますし、未来の自分への備忘録でもあります。
また、情熱プログラマという本を読んで、えらく感銘を受けました。
尊重されたいすべてのソフトウェアエンジニアへというエントリもとても参考になりました。
やはり、プログラマを一生の仕事にするためには技術書を読んだり勉強会に参加したりだけではなく、技術系ブログを書いたり、GitHubに自分のコードを公開しなければいけないな、と。
最近勉強会に参加して特に嬉しかったのは、先日参加したプログラマーズカフェ ナイトでAWSの片山 暁雄さんが、Emacsを使ったりGitのコマンドを打ち込んでいたのを見た時です。
自分の周囲にはEmacsやGitに興味を持っている人が居ないため、自分が興味を持って勉強しているシステムを実際に使っている場面を見れたことは涙が出そうなほど嬉しかったです。
それではよろしくお願いします。